★最後に。。。★

★1980年代に入り、どんな大胆な予測も叶わぬような、脳の驚くべき秘密が次々と明るみに出てきた。 90年代は脳の時代になると宣言したのはジョージ・ブッシュ大統領だが、今や私たちは精神の新時代に突入しようとしている!
この本では脳をめぐる神経科学の世界をわかりやすく説明しているが、脳は無数の脳細胞が関係し、ニューロンがクモの巣のように 張りめぐらされた複雑な器官だ。
単純な決めつけは慎まなければならない。とはいえ、皆さんは何も神経科学の 専門家になるつもりはないだろう。
脳の基本的な仕組みがわかり、異性との付き合い方に役立てる事ができれば十分なはずだ。 脳の中で、空間能力を担当する領域を見つけ出し、それを活用する方法を編み出すのは難しい事ではない。 厄介なのは、感情の働きを実際にコントロールする事だが、それについてもこの本を参考にすれば有効な作戦が立てられるはずだ。
※詳しくは、この本(話を聞かない男、地図が読めない女)を読んでみて下さい。

★男女はこんなにかけ離れてるのに、関係はうまくいっている!?★

★それは人間関係を円滑にして、家族をまとめ上げる能力のある女におう所が大きい。
言葉やしぐさの陰に潜む意味や動機を察して、いち早く結果を予測し問題が表面化する前に対策をとれるのは女である。 もし各国の指導者が女ならそれだけで世界は平和になるはずだ。
男は本来獲物を内倒しどんなに遠くても家までの道を見つけ出し、たき火を眺め女をはらませる→それが仕事だ。しかし現代社会では、女のように生きる新しい方法を男も模索する必要がある。 (だからお姉芸人等増えているのかな??)
男と女は元々作りが違っている。この事実を認めようとせず、 勝手な期待を相手に押し付けると、男女関係は暗礁に乗り上げる。。。
人間関係で降りかかるストレスの殆どは、 男と女は全く同じで、同じような欲望や衝動を持ち、大事に思っていることも同じだという間違った認識が原因になっている。

★異性との違いに気づくのは大人になり結婚した翌朝?!★

★今の社会では、子供を性の区別なく育て、男女は全く同じだと教えている(男女平等社会)。
こういう教育は、長い人類の歴史でも過去に例がない。異性とどういう所が違うのか、気づくのは大事なことである。 これでは人間関係や、結婚生活が破綻するのも当然だろう。こういう考え方は危険がいっぱいだ。脳の配線が異なる男女に 画一的な行動を押し付けているのだから。同じ人間なのにどうして男と女でこんなに違うか不思議に思わないでもない。
ただ、私たちの本来の生態が、今の環境にそぐわなくなっているのは確かだ。それでも悲観する事はない。理由さえ解かっておけば 違う相手と共存し価値を認め大切に思うことも出来るはずだ。

★男は力と達成とセックスを求め、女は関係と安定と愛を求める。
この事実に腹を立てても仕方がない。元々違うのだから、ぶつかったり、摩擦が起きるのも当然だ。覚悟すればいい。
胎児期に浴びる様々なホルモンが脳の構造を作りその後の性向も決める。研究成果が社会に反映されるには時間がかかる。 だから皆さんも自分で学んでいって欲しい。
幸せで満ち足りた関係の為に。